いなごを探して三千里 ～鶴岡→山形県白鷹町～

前回までのあらすじ～
時は大昆虫食時代。昆虫食で巨万の富を築いたイナゴ商人が
仕事の合間に放った一言は左利きAB型獅子座を東北へと駆り立てた。
「おれの財宝か？ほしけりゃくれてやる。探せ！イナゴを持ってくれば買い取ってやる。」
左利きAB型獅子座は宝の山（イナゴの生息地）を目指し、夢を追い続ける。
世はまさに大昆虫食時代！！

鶴岡を出発し、帰路へ

体力、精神的にも限界のため、東京へ向かうことへ。
鶴岡から新宿まで約500km。

学生の頃やったママチャリで京都→東京も500kmだったな。まあ今回は原付だから帰るまで2日ちょいくらいで行けるかなと。

帰り道、たまたま池袋のサンシャインシティでやってた新・農業人フェアというイベントで知り合った
白鷹町の人たちに会いに向かう。

https://www.shin-nogyojin-yumex.com/

鶴岡→山形市に向かうにはやはり峠を越える必要があったけども、
もはやここまでくるとただただ無心に乗り越えてった。

ただ、斜面急すぎてカブがなかなかスピードでなくてこれはこの旅で初めてのことだった。

白鷹町について、「どりいむ農園」の経営されている方たちと会う。
やはりここも今年はイナゴが少ないそうだ。

ただ、稲刈りを終えるとイナゴはマメ科の植物のところに集まるという情報を得た。
いや、こんなの旅に出る前に知っとかないといけないとは思いますが...

この日は木材森カフェB＆Bさんで泊まる。
GOTOTAVELのおかげで3000円程で泊まれた。

すごいイケメンと美女な人たちがおしゃれに切り盛りされていた。
部屋も全然普通に泊まれる感じのところでした。

夜ご飯はたまたまその日東京から農業実習しにきた人のようこそ会が開く予定でちょうどよかったので、その場に同席させてもらった。

B＆Bを切り盛りするイケメンと美女が実は親からもう少ししっかり働いてほしい、やる気がないといわれていることを知る。

そういう話も聞いたし、農業実習しに来た人の簡単な略歴もその日のうちに村中に広まるらしい。
田舎の情報網の怖さよ...。

ピザ窯でたくさんピザ焼いてもらって、芋煮も頂いて、
かぼちゃの種を切り抜いて中に砂糖とバターを入れただけでアルミで包んで焼いたものも頂いた
色々いただいて本当においしかった。

正直かぼちゃの甘さはごはんのおともには少し合わないし、あんまり好きなほうではなかったけど、
ここのかぼちゃ食べて好きになった。

後、シナノスイートってリンゴも頂いた。山形なのにシナノかぁとは思ったけどめちゃくちゃうまかった。
ミニトマト農園、イナゴがこの先ムリだったら本格的に考えます笑。