9月2日 平成版山月記? 李徴が虎になる気持ちはわからないでもない
もはやこのブログの主題テーマとなってきた考えて生きるということに関して
相変わらず考えていたので、記します笑
最近よく「もっと深く考えるといいよ」ってアドバイスをいただいたこともあり、
考えることについて考えているが、昔はもっと考えて動く人間だった。
秋山真之が好きな言葉だった「熟慮断行」って鉢巻を買って好んで見ていたくらい、
寝る間も惜しんで考えていた記憶がある(秋山真之とは、ご存じかもしれないが、司馬遼太郎「坂の上の雲」の主人公。鉢巻は愛媛の真之の生誕地に行くと売ってる)
ただ、自分の「考えた歴史」について思い返すと、
バスケ部⇒「なんでボールをついているんだろう」と思って辞める
柔道 ⇒「(受け身の練習の時)なんで倒されて起き上がってるんだろう」と思って辞める
青春 ⇒「勉強の邪魔」
みたいな、後から思うと辞めないほうがよかったんじゃないかと思うことが多々ある。
また、夜考えすぎると、布団に入ってから知恵熱で寝れず、常に睡眠不足でしんどかった記憶しかない。
ほんと、友達とつるんでいることを、時間の無駄と考えて一人で頑張っていた自分、
大変だったなあと今になって思う。
高校時代いい感じだった女の子にも、受験が終わってからねと言って遊ばず、ひたすら禁欲を貫いていた。
万事そんな感じなので自分は色々考えて生きると、勝手にベリーハードな道を進み、もがいてうまくいかないことが多いので、そこら辺の人のように毎日を楽しく、自分の欲求には忠実に生きようと思ってからは楽に生きられるようになったのでした。
『山月記』で李徴が自分の才能を信じて他を捨ててそれだけのためにがんばりすぎて、
結果うまくいかずに虎になってしまうって結末が、程度は違うけれど、ストーリーが似てるなと思う。
せめて李徴は虎になって本能のまま生きて生を謳歌してほしい。
いいじゃん虎、かっこいいじゃん。
この『山月記』の著者である中島敦も、夜考え事をして眠れず、昼に眠くていらいらするってどっかでいってた。
タイトルで、平成版山月記?って記したけど、確か森見登美彦も山月記の現代版書いていたような...
めっちゃ面白かったような...
筆者に、最初によく考える人生かっこいいと思わせたのはカントで、
あの「純粋理性批判」は本当に中学生には教えちゃいけない禁書だと思う。
自分の欲求に従った行動をするのは獣で、
人間は自分の欲求に打ち勝ち、理性から行動するのが人間なのであるって。
うるせーばか、獣の部分も含めて人間なのに、なんで獣と同じ感性を否定されなきゃいけないんやって思う。
獣だって、考えずに自分の欲求に従っているだけで、結果地球の生態系バランスをきれいに保っているのに、考える人間が地球を壊している。
言い方がなお、自分の欲求に従って生きている人にこの生き方でいいのか?って不安を投げかける。
カントが、確かなのは、自分の上に輝く星の輝きと、私の理性だけ
みたいなこと言ってたけど、確かにかっこいいけど、うるせーばか。
そんなこんなで、
今は和を以て貴しとなす、を至上として調和勢として笑顔で接して生きてきたつもりだが、
本当に仲の良い人からは「気むずかしい人間」として認識されている。
なぜ...
相変わらず考えていたので、記します笑
最近よく「もっと深く考えるといいよ」ってアドバイスをいただいたこともあり、
考えることについて考えているが、昔はもっと考えて動く人間だった。
秋山真之が好きな言葉だった「熟慮断行」って鉢巻を買って好んで見ていたくらい、
寝る間も惜しんで考えていた記憶がある(秋山真之とは、ご存じかもしれないが、司馬遼太郎「坂の上の雲」の主人公。鉢巻は愛媛の真之の生誕地に行くと売ってる)
ただ、自分の「考えた歴史」について思い返すと、
バスケ部⇒「なんでボールをついているんだろう」と思って辞める
柔道 ⇒「(受け身の練習の時)なんで倒されて起き上がってるんだろう」と思って辞める
青春 ⇒「勉強の邪魔」
みたいな、後から思うと辞めないほうがよかったんじゃないかと思うことが多々ある。
また、夜考えすぎると、布団に入ってから知恵熱で寝れず、常に睡眠不足でしんどかった記憶しかない。
ほんと、友達とつるんでいることを、時間の無駄と考えて一人で頑張っていた自分、
大変だったなあと今になって思う。
高校時代いい感じだった女の子にも、受験が終わってからねと言って遊ばず、ひたすら禁欲を貫いていた。
万事そんな感じなので自分は色々考えて生きると、勝手にベリーハードな道を進み、もがいてうまくいかないことが多いので、そこら辺の人のように毎日を楽しく、自分の欲求には忠実に生きようと思ってからは楽に生きられるようになったのでした。
『山月記』で李徴が自分の才能を信じて他を捨ててそれだけのためにがんばりすぎて、
結果うまくいかずに虎になってしまうって結末が、程度は違うけれど、ストーリーが似てるなと思う。
せめて李徴は虎になって本能のまま生きて生を謳歌してほしい。
いいじゃん虎、かっこいいじゃん。
この『山月記』の著者である中島敦も、夜考え事をして眠れず、昼に眠くていらいらするってどっかでいってた。
タイトルで、平成版山月記?って記したけど、確か森見登美彦も山月記の現代版書いていたような...
めっちゃ面白かったような...
筆者に、最初によく考える人生かっこいいと思わせたのはカントで、
あの「純粋理性批判」は本当に中学生には教えちゃいけない禁書だと思う。
自分の欲求に従った行動をするのは獣で、
人間は自分の欲求に打ち勝ち、理性から行動するのが人間なのであるって。
うるせーばか、獣の部分も含めて人間なのに、なんで獣と同じ感性を否定されなきゃいけないんやって思う。
獣だって、考えずに自分の欲求に従っているだけで、結果地球の生態系バランスをきれいに保っているのに、考える人間が地球を壊している。
言い方がなお、自分の欲求に従って生きている人にこの生き方でいいのか?って不安を投げかける。
カントが、確かなのは、自分の上に輝く星の輝きと、私の理性だけ
みたいなこと言ってたけど、確かにかっこいいけど、うるせーばか。
そんなこんなで、
今は和を以て貴しとなす、を至上として調和勢として笑顔で接して生きてきたつもりだが、
本当に仲の良い人からは「気むずかしい人間」として認識されている。
なぜ...