FGOから学ぶ人間関係に応用したい5つのエッセンス
Fate Grand Order。
2015年7月から始まり、今年で6年目を迎えるスマホのゲームである。
その魅力として一般的に「圧倒的なボリュームを誇るストーリー」が挙げられるが
2021年現在継続して5年目になる筆者が思うに、理由はそれだけではない。
スマホゲームの課金ランキングでトップの売り上げを誇り、
課金廃人を製造し続ける別名「歩く障害者手帳」こと「FGO」。
そのエッセンスを分析し、人間関係に活用すればよりよい人間関係を築くことに役立つはず...!
ということで、筆者なりに考えた5つのエッセンスを紹介します!
人間関係に応用したいエッセンスその1:ログインボーナス
ソシャゲによくあるログインボーナス。
FGOでももれなくもらえるもので、ログインすることを習慣化させるための一つの戦略として機能している。
FGOでは連続ログインボーナスとして、7日間連続でログインすると、
ここでしか手に入らない貴重なもの+呼札と呼ばれるそれ一枚でいわゆるガチャが引けるチケットがもらえる。
また、7日目に行きつくまでも各日毎に、ご褒美が用意されている。
ホルモン学的に分析すると、パブロフの犬と同じ原理かなと思う。
ログインする→直後にログインボーナスをもらえることで、
側坐核からドーパミンが出て、ログイン=快楽という脳回路が作られ、何度も繰り返すことで、その回路が強化される。
結果習慣化される。
(ちなみに筆者が机に座って何かする習慣がついたのは、椅子に座る度にチョコを食べるように報酬学習したため)
翻ってこれを人間関係に活用するとなると、
会うたびに、お菓子をあげるとか、お金あげるとか、褒めるとか、笑顔で挨拶するとか...
ようは、祖母祖父になれってことか!
筆者のおじいちゃんおばあちゃんは、会うたびにお小遣いくれてたし、褒めてくれてたしやさしさの塊やった。
ただ、人間は複雑で毎回何かもらっていると、申し訳なさを感じたり、疑ったりする。
逆に何かしてもらった時にめちゃくちゃ喜ぶことで気に入られた方がいいかもしれない。
人間関係に応用したいエッセンスその2:多彩なイベント
FGOに本当に見習わなきゃなと思うのは、この多彩なイベントに関して。
夏イベントでいうと、毎年違うイベントが開催され、
海イベント
→サーキット&脱獄イベント
→コミケ的イベント
→カジノ&剣豪
→キャンプ&ホラー
とユーザーを飽きさせないために、各イベント趣向を凝らしまくっている。
その趣向の凝らし方は他の季節も同様で
例えば同じクリスマスというイベントでもメインとなるキャラが毎年異なり、
違う物語を紡ぐ。
翻って我々は周りの人を楽しませるためにこれだけの努力をしているだろうか。
特にカップルや結婚している人達。
マンネリ化されている人はぜひ猛省して、FGOを参考に恋人とサーキット&脱獄してください。
人間関係に応用したいエッセンスその3:魅力的な登場キャラクター
好きなキャラをレベルマックス、スキルマックスまで育て上げるため、
ほぼ無課金ユーザーである筆者は課金の代わりに時間を捧げに捧げた。
正直楽しさは他のスマホゲームでも変わらないと思う。
ただ、今までともに過ごした時間、これが鎖となりFGOは筆者を離さない。
翻って人間関係でいうと、
良好な関係を続けまくると、それ自体が原動力となって良好な関係を続けようとすることになる。
人間関係に応用したいエッセンスその4:あえて不便
他のゲームがユーザーの快適性を追求し演出省略や、レベル上げ自動化を進める中、
FGOでは、宝具演出のスキップができず、レベル上げも地道にしなければならない。
その手間暇がエッセンスその2のキャラへの愛着の醸成することにつながっているかもしれない。
人間関係に応用したいエッセンスその5:やっぱりガチャ
FGOでは、最も強いランクのキャラの排出率が1%。
かなり渋めな設定になっている。
パチンコでもそうだが、
「一定の行為に対して報酬が出たり出なかったりランダムだと、動物は永遠にやり続けてしまう」
という。
よくある「たまに見せる笑顔が素敵」となるのは、これが原因なのかもしれない。
排出率1%の笑顔を用意しよう。
いかがだったでしょうか。
人間関係に応用したいエッセンスをまとめると、
その1:ログインボーナス
その2:多彩なイベント
その3:魅力的な登場キャラクター
その4:あえて不便
その5:やっぱりガチャ
ですね。
何かの役に立つかもしれないし、立たないかもしれない分析でした~